先日、とても悲しい出来事がありました。
実家で16年飼っていた犬、チェリーが天国へ旅立ってしまったのです。
チェリーは元々拾われた犬で、私たちの元へくる前に他の飼い主に数年飼ってもらっていました。
年齢はおそらく18歳。
犬にしてみれば大往生です。
数年前からは目も耳も弱くなり、私が実家を離れてからはいつお別れの時がきてもいいように覚悟は決めていたつもりでした。
それでもついにその時がきたと知らされたときは、悲しくて悲しくて涙がとまりませんでした。
奇しくもその時私は信楽を離れ、チェリーと共に青春時代を過ごした日立にいました。
夏に実家が日立から岡山に引っ越し、思い切って行かなければもう何年か行くことができないかもしれないと、日立の大切な恩人や友人に会い、自分の故郷の景色を胸に刻むための旅でありました。
これも何かの巡り合わせと思わずにはいられませんでした。
見る景色のいたるところにチェリーとの思い出があり、まるで最後のお別れをするために日立へ導かれたようでした。
チェリーと見た海。
実家を離れてからは、帰ると必ず一緒に海に行き、海の音やにおい、空の広さを全身で感じ、涙をひと粒流しました。
チェリーと散歩した公園。
雪が降った日には朝一番にでかけ、真っ白な雪の上をふたりで思いっきり駆け回りました。
ここに自分の子供をつれてくるようになるなんて想像もできませんでした。
チェリーと歩いた散歩道から眺める日立の空。。
足が弱くなってからも、なついていた父に寄り添い歩いていました。
友達のうめちゃんと一緒に散歩したね。
息子の出産前は運動のために私もよく歩きました。
チェリー、ありがとう。
チェリーのこと忘れない。
チェリーを愛してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
チェリーはとても幸せな犬でした。
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